吉慶の歴史
情熱が、青森に
本物の一皿を
連れてきた。
一人の決断が、文化をつくる。
それは、青森に「本格中国料理」という
新しい価値をもたらした吉慶の物語です。
はじまり
青森駅は明治二十四年九月に開設し、漁師町・安方町から繁華街へと姿を変えました。
昭和二十二年、青森国際ホテルが旅館業として戦後復興を支え、二代目・中山雪夫氏は「本格中国料理を青森へ届けたい」という一心で、ホテル内に「吉慶」の開業を決断します。
出会いと挑戦
雪夫氏は東京中の料理人を訪ね歩き、初代料理長となるカン氏、そして昭和天皇に麻婆豆腐を献上した伝説の料理人チン氏へと辿り着きました。
持ち前の行動力と情熱が、本格中華への道を切り拓いていきます。
青森に根づく味
伝説の料理人たちは雪夫氏の情熱に惹かれ、唯一無二の「吉慶」の味を生み出しました。
五目あんかけ、麻婆豆腐、ふかひれ──。半世紀にわたり愛され続けるその味は、いつしか青森の食文化として街に根を下ろしていきます。
受け継ぐということ
青森駅の誕生から133年、吉慶の創業から50年。
駅前の新たな地で店舗をリニューアルし、「伝統の味わいを一ミリも変えずに継承する」ことを信念に、先人たちの想いを未来へ繋いでいきます。
ネーミングストーリー
The Name “Kitchun”
「吉慶」という名には、「明るく、おめでたく」という思いが込められています。
北京語、広東語、そして“kitchun”とも響き合うこの名前を、未来へつないでいきます。
変わらない味が、時代を越えて人をつなぐ。